ダナンからフエに電車で行く方法!【ベトナム中部】旅行記1日目|世界遺産「阮朝王宮」を散策し帰りはバスでダナンに帰る!

ダナンを拠点に3泊し、初日にベトナムで初めて世界遺産登録されたという「阮(グエン)朝王宮」のあるフエに電車で行き、帰りは旅行会社のマイクロバスでダナンへ帰ってきたので記録したいと思います。

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ダナン駅から電車でフエへ

朝7時頃に起床し、滞在していたミーケビーチ付近のホテルからダナン駅に向かいます。

・ルートはこんな感じだったと思います。

ダナン駅の場所をあなたのスマホで確認するにはここをクリックしてください。

・ホテルから駅までは5キロ程度で、タクシー代は約5万ドン(≒250円)でした。

動画だとこんな感じです。

・【動画】ミーケビーチ付近のホテルからダナン駅へタクシーで向かう。(0:23)

・10分ちょい走ると駅に到着。時間は8:20分頃。

・駅の中はこんな感じでそんなに大きくはなかったです。

・売店にはお菓子やガム、果物等が売っています。

チケットの購入

・早速窓口でチケットを買います。日本語は全く通じません。


・チケットをゲット!

僕は全く英語が喋れませんので「ゴートゥーフエ」「チケット」といった単語を並べてとりあえず購入。そして、時計を指差しながら「タイム?」と出発時間を聞くと(聞いたつもりね)「10ミネッツ」というので10分後か!ちょうどいいな!ととりあえずチケットを買えて一安心。

  1. 列車名:TN2
  2. 出発時間:08:41
  3. 座席番号:7号車の14シート
  4. パスポート番号:※チケット購入時にはパスポートの提示を求められます!
  5. 料金:47,000ドン(≒235円)
チケットを購入したのが8時30頃で、➁の出発時間を見てもやはりさっきの窓口の人が言うように10分もすれば来るな〜と思い待っていました。

・とりあえず電車が来るまでここで待つことに。地元の人と思われる人もたくさんいました。

ところが45分を過ぎても電車が来る気配はなく、ホームへの入り口も閉まったまま。ベトナム辺りじゃ遅れるのは当たり前か〜とか思いながらさらに待つ。

・電車が来るまでホームへは入れません。

9時を回っても電車が来る気配なし。とりあえず駅員につたない英語(というか単語)でチケットを見せながら「まだか?」と聞くと、何やらそもそも9時10分だ的な事を言っている(たぶん)。

はぁ?とか思いながらとりあえず10分まで待ってみたがそれでも来ない。

駅での様子は動画でどうぞ。

・【動画】ダナン駅の光景。フエまでの電車を待つ人々。(1:01)

結局電車が来たのは9時30分を過ぎた頃だった。

・扉が開きホームへ入るとお店がある。

・線路にはゴミが結構落ちていた。

電車は単純に遅れただけなのか、僕が時間の見方を間違えているのか?は未だに分からないがとりあえず電車に乗り込む。

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電車内はこんな感じ

・お世辞にも綺麗とは言えないが、リクライニングがかなり効くのでこの点は日本よりいい。

そういえばたまたま前に日本人大学生の男の子2人組が乗っていたので軽く世間話をした。どうやら大学4年生で4〜5日滞在するような事を言っていた。

さて、事前にネットで調べると、フエ駅までは2時間30分くらいかかるそうなので、その間はこんな動画を作りながら時間を潰した。

・【動画】ダナン駅からフエに電車で行く!【ベトナム中部】3泊4日旅行記 (0:27)

・途中車窓からは海が見えます。天気がよければ最高でしょうね!

・お腹が減ったので車内販売していた弁当(スープ付き)を25,000ドン(≒125円)で購入。

日本とは味が違いますが、ご飯には醤油のようなものがかかっています。あとはウィンナーと唐揚げっぽい串とピーナッツ。味は・・・ご想像にお任せします(笑)(いまいちです!

さて、2時間経ってもグーグルマップで現在値を確認すると、1/3程度しか進んでいない!まじか・・・。この調子じゃ6時間くらいかかるのでは?!と心配になりましたが、途中追い上げてスピードアップ。結局3時間30分でフエに到着!

補足:右側がベストビュー!
進行方向の右側の座席が海側になりますので、チケットを買う時に右側を希望する事をおすすめします。その時は「シート、ライト!」でOK。(ダメだったらごめん)僕はたまたま右側でしたが、せっかくなのでリクライニングを倒してゆったりしながら景色を楽しんで下さいね。

フエ駅から阮朝王宮へ

12:40分頃にフエ駅に到着。駅にはタクシーやバイクタクシーの客引きがたくさんいます。王宮まで歩いていこうかと思っていたのですが、この日はかなり雨が降っていたのでさっさと声をかけてきたタクシーに乗り込みます。

・駅から王宮までは2キロくらいです。位置関係はこんな感じ。

・広徳門。王宮付近にやってきました。(場所:Googleマップ

・このあたりでタクシーを降りる。ってか雨も強くなってきてなり寒い!

TATSUYA
Tシャツで来たのですが鳥肌が立つほど寒かったです。傘もカッパもないのでとりあずえお店を探す事にしたよ。
フエ駅で声をかけてくるタクシーは、タクシー会社ではないのでボッタクリに注意してください。メーターはないので言い値となります。予め行きたい場所を伝えて値段を交渉して乗って下さい。

・王宮付近には色々とお店があります。

・とりあえず10,000ドン(≒50)でカッパを購入。(※左腕に注目。)

このカッパ、作りはポリ袋に穴が空いているだけといった感じだったので秒で破れました。ただ若干寒さを凌いでくれたので良しとします(笑)

・少し歩くと王宮の門(牛門)に到着。

・大砲が置かれています。

・フラッグタワー。

・別の角度からのフラッグタワー。

王宮のシンボル的な存在らしく、1809年に建てられた見張り台だそうです。昔は木製だったそうですが戦争などで破壊され現在のコンクリート製になったとか。

阮(グエン)朝王宮については詳しくは以下を参考に。

1803年建設、1833年に現在の場所に移されたこの王宮には、彫刻と塗装で美しく仕上げられた80もの柱によって支えられた、巨大な装飾屋根がある。王宮内には様々な建造物がある。1802年~1945年までグエン王朝の都が置かれていたフエ。旧市街の中心部に、グエン朝時代の王宮が残されており、1993年にベトナムで初めてユネスコの世界遺産に登録された。ベトナム戦争の激戦地だったこともあり、多くの建造物が破壊され今も当時の傷跡が生々しく残されてはいるが、立派な城壁や午門といった城門、正殿などは当時の美しさを彷彿させる。大半が破壊されているがすべて見ると今でも最低で2時間近くはかかる。出典

ここでさらに雨が強くなり、ポリ袋では辛くなってきたので100,000ドン(≒500円)の傘を70,000ドン(≒350円)に値切って購入。(ポリ袋はマント化

質のいいカッパも売っていましたが、カッパ自体おすすめしません!カッパは体は濡れませんが雨がダイレクトに当たるので顔、靴、手が濡れます。なので、スマホを持ったまま歩くと画面が濡れて操作できません!雨が降ったらカッパより傘がおすすめです。

フエ市街を散策

せっかくきたけどあまりの寒さと雨で王宮内部へ入るのを断念(え?)。市街へ行く事に。てかフエって王宮以外に何があるのだろう。何も考えてなかった・・・(不安)

・とりあえず王宮を離れ市街へ向かいます。

・途中電気屋さんのようなお店もあります。

・ATMがあったので試しに海外でも引き出せるカードが使えるか試したけど無理でした。

・路上でおばちゃんが何やらお菓子のような?食べ物を売っています。

・果物や雑貨のお店もあります。

・ザ・ベトナム!といった感じのおばちゃん。

・何かの建物。

ブンボーフエを食べる

もはやどこに行けばいいのかも分からないですし、歩きまわってお腹も空いたので「フエ 食べ物」でググると近くに有名なブンボーフエという食べ物の店があるらしいので行ってみました。

・BUN BO HUE(場所:Googleマップ

ブンボーフエ(ベトナム語: bún bò Huế)は、ベトナム中部都市フエ名物の米粉の麺と牛肉を用いた料理。太麺を用いた牛肉ライスヌードルで、庶民に親しまれている。“ブン”はビーフン、“ボー”は牛を意味し、“フエ風の牛肉汁ビーフン”の意味で、日本で“フエの牛肉麺”或いは“フエの牛肉うどん”と呼ばれることも有る、ライスヌードルの一種。フエは旧南ベトナムと旧北ベトナムの間に位置するベトナム中部の都市で、このブンボーフエは中部ベトナムで代表的な麺となっているが、近年袋麺やカップ麺も売り出され、いまではベトナム全土で食べられるようになっている。(wikipediaより

・店内には数名のお客さんがいます。

・脂身の牛肉と鳥のすり身団子らしきものが乗っています。

・麺は米粉でできた細麺です。

付け合せの野菜は自動的に出てきます。味はレモングラス風味で少し酸っぱくてさっぱりといった感じでした。値段は35,000ドン(≒175円)と安いのでフエに来たらぜひ試してみてください。

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帰りのバスを手配する方法

実は行きの電車で知り合った学生さんから聞いたのですが、フエからダナンに帰る電車の時刻は21時頃らしく彼らはすでにチケットを買っていました。また、「チケット少なそうなので早めに買った方がいいですよ」とも。

ただ、時間通り21時に電車が着いたとしてもダナンに着くのは12時過ぎになるし、それでなくてもフエに到着したのが13時頃ですから、この雨の中で8時間過ごすのはキツイなと思い、電車じゃない方法で早めに帰ろうと決めました。

とりあえずググる

タクシーだと高くなるのでバスで帰ることに。とりあえず「フエ ダナン バス」などでググると、「シンツーリスト」という旅行会社でダナン行きの寝台バスのチケットが買えるという情報がチラホラあったので探すことに。

結論から言うとこの旅行会社を探す事ができず、歩いてて見つけたツアー会社に聞いたらマイクロバスがあるとの事でそれで帰ることにした。

補足
帰国後に調べたらフエのシンツリーストはここにあるようです。ただし発着スケジュールを見ると「AM8時発」と「AM11時発」しかないようなので、利用する際は確認してから行ってみて下さい。

バスに乗る

とことこ街を散策がてら歩いているとここに旅行会社をみつけました。

・バイクのレンタルショップを併設したツアー会社のようです。(場所:Googleマップ

看板に「Bus Ticket」と書いてあります。近くに他の旅行会社もありましたが、バスのチケットは取り扱っていませんでした。

・お店に入るとお姉さんがいます。日本語は通じません。

とりえず「トゥデイ ゴートゥー ダナン バス チケット」と(流暢な英語で)言い、チケットを購入。

値段は270,000ドン(≒1,350円)でした。電車(約235円)よりは高くつきますが21時までは待てないので良しとします。

この時3:40分で、バスの時間は4:15分との事。バスが来るまでの30分は目の前にあったカフェで待つことに。

・上から二番目の「Coffee with milk(HOT)15000ドン(≒75円)」を注文。

・寒かったので体を温めます。ジャスミンティー(右)が付いてきました。

・さて、そろそろ時間です。気温は20度とありますが体感温度は5度くらいです。(大げさです

・若干遅れて20人乗りほどのマイクロバスが到着。

・一度だけガソスタで留まったのでトイレへ。奥に見える売り子がめっちゃ声を掛けてきます。

・途中の車窓からの景色。高速に乗って帰ります。

・2時間30分ほどでダナンへ到着。ハン川に掛かるドラゴン橋が見えてきました。

車内の様子はこんな感じ。

・【動画】フエからダナンまでバスで帰る途中の車内(0:30)

まとめ

いかがでしたか?まさかの王宮を見に行って王宮へ入らないとか、ノープラン過ぎたので現地でググりながら帰る方法を探したり食べ物を探す一日となりました。

全然知らない土地をウロウロするのもなかなか楽しかったです(笑)

2日目は古都ホイアンのランタン祭りに行ってきたので下記からどうぞ↓↓

ダナンから古都ホイアンへ路線バスで行く!【ベトナム中部】旅行記2日目|ランタン祭りは幻想的だった!

2017.02.18
TATSUYA
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★TATSUYA★

「行動範囲は自分の可能性と比例する!」 という言葉を知り、2ヶ月に1度海外行ってます。穴場ビーチ、日本人がいない場所、旅に役立つガジェットやマイルの貯め方といった情報を書いていきたいと思います。普段は自営業やってます。僕が今どこにいるかはInstagramをcheck!